絶対に泣ける財布の話し

ちょっと前に、友達から中古のコンプレッサーを処分したい人がいて、いる?っと連絡がありました。いいねぇ☺︎と軽い気持ちで譲り受けに行きました。
話しを聞くと、その方の亡くなった親父さんが使用されてたもので、車庫の中で手狭になっているから欲しいんだったら持ってってよと優しく応対して頂きました。
簡単な自己紹介になってしまったけど挨拶を済ませ、コンプレッサーを軽トラの荷台に積み、お茶をご馳走になりながら得意のトランプの手品を披露してもらい、不思議な時間を過ごしました。
タダで持ってっていーよの話しでも、手ぶらは気が引けてお茶菓子は用意していったのだけど、でわ、と帰り際、これ親父の形見だから大事にしてよー(´・Д・)」って…冗談ぽく言ってたけど、きっとコンプレッサーに思いがあるんじゃなくて、コンプレッサーを含めた色々な親父さんに対する思いがあっての言葉なんだろうなぁて思って、なんか言葉では表現しにくいことを感じました(-_-)
初対面の訳の分からん俺に気さくに振る舞ってくれて、大事なものを譲ってくれた気持ちに、なにかお返しができないかと考えた。
会話の中で、俺革製品を作ってるんですよーって言ったら、ちょうど新しい財布が欲しいとのことで…コレだっ!
とゆう訳で、ちょっと時間かかったけど完成しました☺︎
最初、旦那さんだけの予定だったけど、妻のも作ってよっと連絡があり、ペアな感じをイメージして製作しました。
旦那さんのほうは、ズボンのポケットや上着の内ポケットに入れることを想定して。
奥様のほうは、カバンなどに入れた際、開いてしまわないようにベロを付け、ステッチの色も変え製作しました。

相手の気持ちや思いに釣り合いを考えるのは野暮なことかも知れませんが、おれの持っているもんで、少しでも思いが伝わればと思います。

大事なものをありがとう

近々、お届けにあがります☆

   

 

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