夕暮れに間に合うように

出発前の静けさ

オイル交換を終えて、まだ片付かない工具が並ぶガレージ。少しのごたごたも、旅の始まりに欠かせない儀式のように思えてくる。

金山の涼やかさ

山あいの湧水をすくい、炭酸の微かな泡を味わう。甌穴には小さな祠が置かれていて、川の流れとともに長い時間を見守ってきたようだった。

田子倉ダムの湖面

峠を登りきると、目の前に広がる大きな湖面。人の営みと自然が重なり合うその景色に、しばらく足を止めた。

栃尾でのひと口

道の駅R290とちおで出会った名物の油揚げ。外は香ばしく、中は驚くほどやわらかい。旅の途中に出会う味は、それだけで記憶に残る。

安田での合流

途中ではぐれても、合流ポイントを決めておけばまた出会える。夕陽に照らされた道に、その安心感が静かに重なっていた。

帰り着いた場所で

気がつけばもう日が落ちていた。走り抜けた余韻が残るバイクを、ガレージの灯りが静かに照らしている。今日の時間が、確かにここに刻まれていた。

ふと目をやると、光の中に革の質感が浮かび上がる。旅の記憶を重ねていく相棒のひとつとして、ここに静かに息づいていた。

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